みんなで読む哲学入門

Ph.Dが講師の市民講座(上野ゼミ)

「みんなで読む哲学入門」概要

 

1.「みんなで読む哲学入門」について

 国立市NPO国立人文研究所のメインプロジェクトである「人文学の学校 KUNILABO」の人気講座「アーレントからの政治哲学入門」への、受講者からのアンコールの声に応え、KUNILABOのスピンオフ企画として2018年春よりスタートした市民ゼミナールです。
「アカデミズムと市井の垣根を越えた知のコミュニティの形成」というKUNILABOの理念を踏襲し、大学教員の専門知識から市民が直接学べる機会として自由参加のゼミナールを月1回程度開催しています。

 

講師
上野大樹(うえの・ひろき) 1983年生まれ。
一橋大学社会学研究科研究員。思想史家。京都大学大学院人間・ 環境学研究科博士後期課程修了。京都大学博士。 日本学術振興会特別研究員DC、同特別研究員PD等を経て現職。 一橋大学立正大学慶應義塾大学にて非常勤講師。 最近の論文に、"Does Adam Smith's moral theory truly stand against Humean utilitarianism?" (KIT Scientific Publishing, 2020), "The French and English models of sociability in the Scottish Enlightenment" (forthcoming).

 

2.主な活動 

(1)ゼミナールの開催

 カフェや集会場など、地域に根ざした会場で1〜2か月に1回程度、自由参加のゼミナールを開催しています。主な内容は課題図書の輪読(読書会)です。課題図書は、古典として研究される思想家の論考から講師がセレクトします。毎回、参加者の中から1名持ち回りでレジュメ作成者を決め、講師のレクチャーを交えて意見交換や議論を行います。
 お菓子や飲み物をつまみながらの、比較的カジュアルな雰囲気での学習環境となっていることも特徴です。

 また、現在は中央線沿線の阿佐ヶ谷で開催されている阿佐ヶ谷ワークショップと共催しています。

 

(2)開催記録

 これまでのレジュメや授業内容のメモなど、開催記録をブログに残し公開します。現役の大学教員であり若手研究者による参考図書の紹介など、市民にとって有益な情報の提供も行います。

 

3.アーカイブ

2018年度のゼミナール
2019年度 前期|後期 ゼミナール
2020年度 春期|夏季 ゼミナール

 

4.運営

上記の活動は事務局スタッフにより運営されています。
また、当事務局はボランティアスタッフによって成り立っており、営利目的の活動にはあたりません。
お問合せ:obenkyoinfo(@)gmail.com